試算表とは、総勘定元帳の各科目の借方合計と貸方合計を集計して一覧表にまとめたものです。
英語では、trial balance といい、T/Bと略される場合もあります。
試算表は、仕訳帳から総勘定元帳の各勘定口座への転記が正確に行われているかどうかを確かめるために、会計期間の期末(決算)に作成されます。
総勘定元帳の記録に誤りがあれば、正確な貸借対照表や損益計算書などの財務諸表を作成出来ないため、決算の前には必ず作成される表となります。
簿記では、仕訳帳から総勘定元帳へ転記してゆく作業の中で、記入漏れや書き間違いなどのミスも起こり得ます。試算表はこうした仕訳や転記のミスが無いかを、「貸借平均の原理」を利用することで確認します。
「貸借平均の原理」とは、仕訳の借方と貸方は常に等しくなるという原則です。つまり、全ての勘定の借方と貸方の合計が一致していれば、記帳に誤りが無いことが確認出来ます。
試算表には、「合計試算表」、「残高試算表」、「合計残高試算表」など 幾つかの種類があります。
「合計試算表」とは、総勘定元帳に転記された各勘定口座の借方合計と貸方合計をそのまま集計したものです。
これに対し、「残高試算表」では、各勘定口座の借方と貸方の金額の差額のみを集計します。つまり、借方貸方の数字を相殺して借方貸方どちらか片方に残った残高のみ記載する方法となります。
さらに、「合計残高試算表」は、合計試算表と残高試算表とを組み合わせてひとつにまとめたものです。
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